これまでもずっと親の悪口はタブーとされる風潮が社会にはありますね。

 

親のことを悪く言うもんじゃない。

親に向かってその口の利き方はなんだ。

親なんだから○○してあげなよ。

親の言うことには黙って聞くべきだ。

親に変わりはいないんだよ。

親はおなかを痛めて産んでくれたんだよ。

 

などはよく聞かれることではないでしょうか。

その背景には、親は尊い存在なのだから大切にしなければいけないという倫理的にも宗教的にもスピリチュアル的にも共通している概念が世の中にあるからだと思います。

その概念自体を否定するつもりはまったくありません。

ただ、その概念が時に苦しみを倍増させてしまうことがあるのもまた事実です。

 

人は子どもを授かった時点で「親」となります。

どのような人でも親になれますし、強制的に親となります。

心優しい人であろうと、極悪非道な人であろうと親になります。

 

心優しく愛情に満ちた人が親なら何も心配はいらないでしょう。

しかし、正反対の性格を持った人が親となった場合はどうでしょう。

すべての人が親になった瞬間から「心優しい愛情に満ちた人」となるのでしょうか。

答えはもちろんNOですね。

 

親になるということはとても大きなライフイベントです。

そのことで大きな変化を起こす人もいますが、親になったからといって性格が180度変わるような人はそれほど多くはないはずです。


それにも関わらず、親の悪口を言う子どもはよくないという世の中なのです。

それはまるで親となった瞬間から聖職者となるようなものです。

とても神聖で尊い存在。

子どもを得たその瞬間からそのような「者」になれるのです。

 

そのことを思うと違和感を感じてしまいます。

私たちは親である前に一人の人間です。

一人の人間として一人の人間の親であるのです。

 

子どもが親の悪口を言える環境なら、まだある意味健全かもしれません。

なぜなら、多くは親や世間からの批判を恐れて口にすら出せないでいるかもしれないからです。

 

完璧な人間などいないのと同じように完璧な親などいません。

親も子どももお互いに一人の人間として時には一緒に、時にはライバルとして成長していけるような関係が良いのではないかと思います。

そのためには、まず親から自分のいたらないところを素直に認められるようになり、子どもにお手本を見せられるようになれると良いですね。

ありがとうございます。

 

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